
次回のイベントとその後のオンラインストアオープン、それまでとその後は長いおやすみとなります。
その理由と脱線した話です。
2月に買い付けてきたものを、時期を見ながら、テーマを決めながら販売してきましたが、在庫がほぼ終了です。
4月と6月に展示が決まっていたので、通常より多く買い付け、製作していたので、なんとかここまでやって来れました。
リモート買い付け、代行、国内仕入れ、国内生産。
いろんな方法を考えましたが、私の場合「チェンマイに住む=オンラインストアを始める」だったので、その時々に好きなものを現地で見つける以外の方法がどうしてもしっくり来ず。
(過去に買い付けたものを追加することは商品によっては可能なので、様子見つつ試していこうと思いますが。)
日々Instagramを眺めていると、とにかくショッピングサイトと商品数の多さに圧倒されます。
サステナブル、フェアトレード、オーガニック、丁寧な暮らしと名前が付きつつも、次から次へと現れる商品を見ていると結局は消費を煽っているような気もして、はてなマークが浮かぶことも。
とはいえ自身も物を売ることで生計を立てているので、そのことに関しては常に消えない問いなのですが。
話は戻りますが、そうやってたくさんのもの、美しいもの、便利なもの、量産され捨てられていくもの、こんなにたくさんの物にあふれている中で、私が無理してリモート買い付けする必要はあるのだろうか。
もちろん生きて行く上でお金は必要なのですが、実店舗もなく個人なので、おやすみすることのダメージは少ないし、何かしら仕事を探せば死ぬことはない。
自分の気持ちに反して何かをするというのは、HuuHuuと名前をつけてから一度もやったことがないし、コロナ禍だからといって無理にやり方を変える必要もないのだ、と考えた末に納得しました。
不思議と、コロナが始まった頃から不安はないし、これからの未来にもないし、海外に行けないつまらなさもあるけれど、一生行けないわけでもない。
今まで普通にできていたことができなくなったことで、気づいたこともたくさん。
特に、自分がいかにありがたい環境にいるのかを実感したし、何年か続いた買い付けで一体何を買うべきかと頭を抱えることもあったけれど、行けなくなると探したいもの、行ってみたい場所が山ほどあることを知った。
そして近い未来の大きな目標もできた。
おやすみの話から逸れますが、私は働くことがとにかく嫌いで、就職活動もしたことがなく、もちろん就職したことがなく、最短だと2時間でバイトを辞めたこともあるし続かないし、20代はやりたいことが何ひとつなくお金もなく、将来一体どうやって生きていくのか不安しかなかったわけです。
唯一好きなことといえば旅で、20代初めのタイを皮切りにお金がちょっとたまればすぐどこかへを繰り返し、30代になってようやくこの宙ぶらりんな自分に対する後ろめたさから解放されて、好きなことをやるぞ、と最終的にチェンマイに引っ越したわけですが。
この決断がなかったら今の自分はいないし、一体どうやって生きていたんだろうって考えることもしばしば。
会う人にはよく言ってますが、好きな事を追求することと、決断で人生動いていきます。
そして人を羨んだり、知らない誰かを見て「もっとがんばらなきゃ」と思うのはやめましょう。
私はたまたまこうしてたくさんの人に見てもらってますが、どんなに小さなことでも自分が幸せで身近な人が幸せだったり楽しければもう人生十分です。
しなきゃ、じゃなくてしたいことを、万人に好かれるよりも大事な人に信じてもらえればそれで。
とっても長くなりました。そして話が逸れました。
つまりは、その土地土地の空気や人々と、そして自分のその瞬間のエネルギーがないことには「HuuHuu」は成り立たないのです。
おやすみといえどもiPhoneケースも作りたいし、ネックレス作りも、他にもやりたかったあれこれをやって、次のタイのイメトレしつつ、いつでも軽やかに飛び立てるようにしたいと思います。
たまに思い出して見に来てくださいね。
長々と興味を持って読んでくださり、ありがとうございました!!