インド・カディウールのロングガウン

インド買い付け初日に見つけてテンションの上がったカディのロングガウンです。

まずカディの説明から…

カディとは「手紡ぎ・手織り」の布を指します。

インド独立の父と呼ばれるマハトマ・ガンディーが植民地支配時代イギリスからの独立を目指し、
自国産業の確立のため、綿の手紡ぎ・手織りを提唱したのが始まりです。

ガンディー自らがチャルカー(糸紡ぎ機)を回し、インド全土を周って普及に尽力したと言われています。

こちらはガンディーが設立したカディ・センターで作られたもの。

手紡ぎ・手織りウールの素朴さ、暖かさとガウンのデザインがとても相性が良く、一目惚れした1枚です。

1990年代半ばのヨーロッパのデザインを模しているのですが、
やはりそこはインド、なんだか気の抜けた雰囲気がまたたまらない。

ゆるゆるずるずると、古着に合わせてボーイッシュに、
腰をベルトマークしてワンピースのように。

とってもたっぷりしているので、丈の長いワンピースと合わせたり、下にニットを着て。

なかなか着ている人に出会わないめずらしい1枚です。